自転車で大学に向かっている途中、急にペダルが効かなくなり、最寄りの自転車屋さんに寄ろうとしたが、あいにく定休日だったので、少し歩いたところにある自転車屋に行って修理してもらう。歩いて区役所まで行って、奨学金応募用の住民票を取った後、バスで大学へと向かう。
あまりお腹が空いていなかったので、コンビニでサンドイッチと飲み物、カットフルーツを買って研究室でいろいろ印刷したりスキャンしたりコピーをとったりする。カットフルーツは甘いのだが、安心して食べられないというか、4日も持つのはたぶん保存料が使われているんだろうな、と思いながらもそれでも食べる。
クィア映画の授業は菅野先生が来てくださり、自転車とブラックフェミニズムについての講義は非常に刺激に満ちたものだった。授業後に挨拶したら、ぜひ研究室にいらっしゃいと言われたので、行きたいと思う。パソコンにSTOP GENOCIDEのステッカーを貼っているんですね、と京都タワーで毎週スタンディングしている人に話しかけられた。うれしい。
夜はズームで手伝っているギャラリーの勉強会。初回だったので自己紹介と近況報告。基本的にはAさんがずっと喋っていた。それを聞いているのは楽しい。が、疲れた。
とはいっても、最近は精神的につらい、までは行かないけど、ため息をつく日が多い。一つ一つの出来事をとってみたら、それぞれにきらめきがあるのだけど、なにかが欠けていて、それを埋めたい欲望に駆られている。それは孤独と呼べるのかもしれない。それとももっと根深いのか。夜もとくになにかをする気も起きないし、だから結局は映画をみて、時間が流れていく。京都に移ったとて、劇的に生活や私という人が変わるわけではないという単純な事実に向き合っている期間、なのかも。