2022.10.21

なかなか文章が書けない。最近そんなことをずっと感じているし、抱え込んでしまっていた。だからこそ、ふりだしに戻って自分にとって書くこととはなにかについて考えたい。それはたんに考えることではなく、書くことである。書くことで書くことについて考える。いや、書くことで書くことについて書く、というトートロジーに付き合うしかない。いろんな書き方で書くためにいろんなことを始める。たとえば、いまインスタグラムで友人たちと新しいことを始めようとしている。まだ始まってもいないが、ゆっくりだけど着実に進んでいると思う。つまり、自分の文章をより多くの人に公開しようとしている。このとき、ぼくとぼくの文章はその人たちに影響される。その影響下でどのように自分の文章は変わるのか、すべては実験でしかない。やってみるしかないのだ。悲観的なぼくからしたら、意外にも聞こえるかもしれないが、悲観的だからこそとくに失うものもない。すでに多くを失っているのだから。